▶︎ プログラム


ワークショップ  7月6日 (土) CPCS-1-B:10:00〜17:00  ワークショップA・ワークショップB:11:00~17:00

認定資格基礎研修(CPCS-1-B)

講師:有住洋子 (仙台市児童相談所)

   小澤久美子(福島家庭裁判所)

 包括システムによるロールシャッハ・テスト認定資格(Certificate of Proficiency in the Rorschach Comprehensive System:CPCS/シーピクス)研修会を実施します。
 基礎的な施行法とコーディングを習得していることを示すレベル1(CPCS-1)を取得する ために必要な単位(A・B・C・D)のうち,今回は単位B(コーディング基礎編)の研修会を開催します。CPCSの詳細は,学会ホームページをご覧ください。

A.「ロールシャッハ・テストの基礎的理解と援助方針

講師:市川 京子(精神医学研究所附属 東京武蔵野病院)

 初級者向けのコースです。このワークショップでは,ロールシャッハ・テストのコードやスコアについて,基礎的な理解を深め,援助にどのようにつなげるかを学びます。どんな心理テストもそうですが,100%確かな解釈はありません。それでも臨床現場では「さしあたり」の仮説を立て,それをもとに関わりや方針を考えていくことが求められます。日々の実践において,少しでも安全に進めていくための一つのヒントとして使えることを目指し,共に学ぶ時間にしたいと思います。

B. 「アセスメントを活かす~クライエントの変化を促す

講師:佐藤 豊(防衛医科大学校)

 今回のワークショップでは,抑うつを主訴とする成人期事例を検討します。
  テスト所見からのクライエント理解に加えて,アセスメント体験を治療的に扱う工夫,フィードバック時の留意点など,アセスメントをクライエントの変化につなげていくための,いくつかの臨床的なトピックスについて皆さんと一緒に考えたいと思います。参加者としては,ロールシャッハ解釈のスキルアップを目指す,中級以上の方を想定しています。



本大会  7月7日 (日) 9:00〜16:40

○ 研究発表

口頭発表 >> 9:00〜11:00

ポスター発表 >> 12:15〜13:15

※発表をご希望の方はE-mailにてお申し込みください。

特別講演 11:15〜12:15

『これからの心理職に期待される心理支援』

講師:鶴 光代(東京福祉大学)

○ シンポジウム 14:10〜16:40

『包括システムで伝える心理的アセスメント』

~医療・矯正・福祉・私設心理臨床における本人・家族・多職種・関係者との情報共有~

司会・ファシリテーター
 田形 修一(広島国際大学)

シンポジスト

 五十川 早苗(公益財団法人 松原病院)

 中川 洋一(八王子少年鑑別所)

 内藤 愛実(丘の家乳幼児ホーム)

 村上 貢(村上カウンセリングオフィス)

▶︎ 特別講演講師紹介


鶴 光代先生

1970年、九州大学大学院教育学研究科博士課程退学後、福岡教育大学、秋田大学、跡見学園女子大学を経て、現在、東京福祉大学大学院心理学研究科長、秋田大学名誉教授。

日本臨床動作学会理事長、日本心理臨床学会業務執行理事、公認心理師養成機関連盟会長、日本公認心理師制度推進連盟会長、日本臨床心理士資格認定協会認証評価委員。

臨床心理士、臨床動作学講師、指導催眠士。

著・編著:『臨床動作法への招待』、『発達障害児への心理的援助』、『シナリオで学ぶ心理専門職の連携・協働』等。


懇親会 7月6日(土) 17:30〜19:30

 初日終了後に跡見学園女子大学9Fのラウンジにて,懇親会を開催します。東京大会にちなんだ美味しいお料理とお酒を楽しみながら,全国からお集まりの皆さまと親睦を深められる貴重な機会です。9Fのラウンジからは東京の景色が一望できます。たくさんの皆さまの参加をお待ちしております。
なお,準備の都合上,大会参加申込時に併せて懇親会参加予約もお願いします。